Tjay 瀧澤龍哉氏に仮想通貨投資詐欺の疑いがある理由を説明します

法律の専門家X氏の意見も掲載しました

【NXDproject】瀧澤龍哉氏に暗号資産投資詐欺の疑い

NXDプロジェクト

刑事告発をすることになりました。
詳細はこちらのページで確認してください



NXD事件のポイント

資産を10倍にするなどと宣伝して投資家から資金を集め、元本として預かった暗号資産NXDを意図的に暴落させてLydiaという無価値な暗号資産を配布した事件です。

  • 自分はドバイの王族企業「アルナブーダ」のメンバーである、価格を10倍にすると言って暗号資産NXDの買いを煽る
  • 利息(リワード)を付けることを条件に投資家から自社発行のNXDを預かり、期限が来ても返却に応じず
  • 顧客から預かって塩漬けにしたNXDを価格操作によって1000分の1まで暴落させる
  • リワードに関して債務を履行せず、顧客に約束とは違うトークンを配布
  • 苦情を申し立てる顧客を「アンチ」と呼び自己正当化、不誠実な態度を繰り返す


結論から言うと瀧澤龍哉氏の行為は違法である

法律の専門家X氏による見解(要約)  全文はこちらにあります。

リワードをElectrumからLydiaに変更したことは正当か?
報酬内容の変更には、原則的に当事者間の合意が必要であり、一方的に変更すると告げても法的には契約が変更されたことにはなりません。

元々リワードとしてLydiaを配るという話もあったが…
今のLydiaは、名前は同じですが実体は元々のものとは全く別物の通貨であると考えられます。報酬をElectrumに変更するホルダーの合意はあったというべきですが、報酬をElectrumから Lydiaに再度変更するには個別のホルダーの同意が必要であることになります。

アンチが沸くからLydiaを配ったのだという主張は正当か?
Electrumの配布期限は自らが設定した2023年1月であり、この期限を経過した時点で債権者であるホルダーが履行を催告するのは当然であって、報酬内容が変更されるべき理由にはなりません。

現金で請求することは可能か?
Lydiaの支払いによりElectrumでの報酬の支払いをする意思がないことを明確にしていることから、填補賠償請求が可能です。

SNSでブロックやバンを繰り返す瀧澤氏について
民事上は債務の履行を拒絶する意思が明確であると見做され、契約の解除事由になると思われます。

海外居住者を逮捕することは可能か?
逮捕状が発付されていれば日本帰国時に逮捕は可能です。

※追記

Electrumの代理店活動は違法です
Electrumの販売代理店は、財務局の登録を受けずに無登録で金融商品の営業を行う者として、5年以下の懲役刑若しくは500万円以下の罰金刑に処されます。
「代理店」と名乗って活動している者は、告発される可能性があります。
⇒詳細はこちら


事件概要

UAE(アラブ首長国連邦)のドバイに拠点を置くBitsmith DMCC社(以降Bitsmith社)は、暗号資産NXDを発行して資金調達をした企業である。
NXDは海外取引所MEXCなどに上場し、現在も取引が行われている。

ほかに、ダービー(競馬)ゲームを開発して日本の企業に売却。近日、そのゲームに関連する暗号資産FEEDがリリースされる予定である。

Bitsmith社の代表・瀧澤龍哉氏は、ネットでは「Tjay」と名乗って活動をしている。


Bitsmith社は2022年3月、投資家が取引所から購入した暗号資産NXDを一定期間預かり、リワード(報酬)を付けて返却するステーキングサービス 「NexFi(ネクスファイ)」をスタートさせた。

初期のNexFiはステーブルコインであるUSDTをステーキングのリワードとして配ることで投資家たちの関心を集め、その次にはNXDの市場価格が2ドル程度の時期に、紙幣NFTとの交換特典によってNXDの預け入れ1枚当たり5ドルを保証するという触れ込みで注目度をさらに高めてNexFiに投資する人々を増やしていった。
しかし、5ドル保証は実行されなかった。【債務不履行】

その後、NexFiは、NXDの市場価格が下がった場合でもリワードによって損失が出ないことを補償し、なおかつ資産を10倍にすることを目指す仕組みとしとして宣伝される。
しかし、顧客から資金を預かった後に最初の計画を中止し、新しい計画に変更するということが度重なる。【不実の告知】
顧客から資金を預かった後の相次ぐ内容変更によって運営に対して悪評が立つよつようになり、プロジェクトは信用を失い、NXDを新規に購入する投資家が途絶え、その市場価格は下落の一途をたどる。【背任行為】

同年6月29日、投資家たちがNexFiへの預入契約期間終了による返却を請求するも、Bitsmith社は「アンケートを行った結果、ステーキング期間を延長したいという要望が多かった」という理不尽な理由で返却を拒絶。【債務遅延】
顧客全員がNexFiへの預入期間を強制的に延長させられ、資金が引き続き塩漬けにされたままになるという事態が発生する。
本来、期間の延長は、個別のホルダーの同意が必要となる案件である。

以降、状況はますます悪化する。

Bitsmith社の代表・瀧澤氏は、テレグラムやディスコードといったネット上に展開されているコミュニティ・アプリを利用して、NexFiに資金を預けている顧客と積極的にコミュニケーションを交わしていた。
その中で、暗号資産NXDの市場価格が下落している状況に対して、瀧澤氏は「NXDは運営が買い支えをしてこれから価格を上げていくので、今のうちに買い増しをして平均取得価格を下げておいてください」といった発言をし、追加ステーキングの煽りを続けていた。

ところがある日突然、瀧澤氏は「NXDは終らせます、上場廃止します」と皆が耳を疑うような発言をする。【背任行為】
当然に、その発言に嫌気を指した市場がネガティブに反応し、NXDの市場価格は大暴落した。
NexFiに自分の資金を預けて塩漬けにされたままの投資家たちは、大きな含み損を抱えることになったのである。

結局NXDの上場廃止はなかったが、同年11月、市場価格が約0.003ドルまで下がったタイミングでステーキングが解かれてNXDは投資家たちに返却されたのであった。
大半の投資家はNXDの市場価格が約3~4ドルだった時期に購入してNexFiに預け入れていたため、資産がおよそ1000分の1になってしまったことになる。事実上、運営による価格操作の犠牲者である。

これに対して、瀧澤氏は、NexFiに投資して資産を失った顧客に対する「救済」と称し、ステーキングのリワードという名目でその損失が補填されるに十分な金額の新しい金融商品Electrum(エレクトラム)を、翌年1月に配ることを約束。それによって、ひとまず顧客の批判を回避した。

リワードとしてElectrumを配ることについては、AMAが行われて反対意見も多くは出なかったので、ホルダーたちの一応の合意があったものと見做される。
ところが、後に彼はその約束の内容が明記されていた公式サイトを閉鎖してしまう。【債務不履行の意思表示】

2023年1月、瀧澤氏は、NexFiに資産を預けて資産を失った顧客をチャットグループ「Ęntergate予選」に集める。
そのチャットグルーブ内で、彼は自社が新規に発行する金融商品Electrum(エレクトラム)の将来性について熱狂的な言い回しで語り、啓蒙活動を始める。
そして、アフィリエイトと称して、投資家(NexFiの顧客)たちがElectrumの販売活動を行うことによって成功報酬を得るシステムが発表される。

その一方で、ステーキングのリワードについては、彼は「何も決まっていない」との返答を繰り返し、約束の期限を過ぎても一向に実行しようとしない。【債務不履行】
そして、自己の債務不履行に対して苦情を申し立ててくる顧客を「アンチ」と呼ぶようになる。【侮辱罪】

さらに、「投資家は金を出せばいいというものではない、事業活動にも協力すべきだ」「自分のやり方を批判してくるアンチには一切支払いをしない」「アンチは開示請求をして訴える」といった内容の言葉で自己の正当性を主張するようになり、Electrumの販売活動について強制的な口調に変わっていく。【脅迫罪】

2023年3月、日増しに高まっていく被害者たちの声に反応し、瀧澤氏は、ステーキングのリワードとして、ElectrumではなくLydia(リディア)という暗号資産を急造して配る。
しかし、Lydiaはその用途がはっきりせず、一般の取引所に流通させる予定も無いリワード専用に造られたコインであり、ほぼ無価値なものであった。【詐欺罪】


資料集

※Bitsmith社代表 瀧澤龍哉氏は、ネット上においては「Tjay」と名乗って活動をしている。

AMA 音声の書き起こし

2022.05.05 【5ドル保証】ステーキングで1NXD→5ドル分の紙幣NFTと交換することが出来る


Bitsmith社がドバイの王族系企業であることを宣伝

▼瀧澤氏は、自分の会社がアラブ首長国連邦(UAE)を拠点として世界展開をする王族系企業グループ Al Naboodah Groupの傘下にあることを売り文句としていた。

アルナブーダ

▼瀧澤氏のスタッフであるRyota Tamura氏によるツイート

りょうた

▼瀧澤氏とRyota氏との親密度を示す瀧澤氏のツイート


王族

ttps://tsukahikaku.com/coin/nexus-dubai/


瀧澤氏が提示していた資産拡大プラン

▼自分を信用してNXDをNexFiにステーキングすれば資産を10倍にすると話して買い煽りを続けていた。

10倍

買い支え

10倍


衝撃の事件が発生!(2022年9月)

▼瀧澤氏が突如「NXDは終わらせます。上場廃止します。諦めてください」と発言。
この耳を疑う発言により暗号資産NXDの市場価格は暴落し、NexFiにNXDを預けて塩漬けにされたままの投資家たちは大きな含み損を抱えることになる。

NXDを捨てる


▼この問題の対応策として、瀧澤氏は同社が新しく発行する予定の暗号資産NXDTを、ステーキングのリワードという名目で配ることによって補償すると発表。そして、NXDTはプロジェクトの主軸通貨として将来性のある暗号資産であることを主張して投資家たちの批判を回避した。
しかし、結局NXDTは配られなかった。
現在のNXDTはプロジェクトの主軸通貨にはなっておらず価格が暴落している。

NXDT


リワードはElectrumに変更 (2022年10月)

▼リワードとして配る金融商品が、NFT型の金融商品・Electrumに変更される。
以下は、瀧澤氏のスタッフRyota Tamura氏によるその説明。
NexFiに参加してNXDを預け入れた顧客の出資額をSEPという単位に計算しなおし、1SEP=$200の支払額とする。
この金額相当額をElectrumで支払うという説明であった。
のちに、1SEP=$100に変更されている。

▼Electrumを運営は売らないと約束する
Electrumは債権者たちに配り、それを債権者が売却して現金に換えることを優先するので、運営がそれとは別に新しく発行して売ることはないと約束していた。
しかし、Electrumは債権者に配られず、2023年1月より運営による直接販売が始まった。

electrum


リワードの配付に条件が付け加えられる (2023年1月)

▼瀧澤氏は、チャットグループ「Ęntergate予選」に参加した者だけにElectrumを配ると告知。

チャットグループ
チャットグループ
チャットグループ


リワードの話が消え、Electrumの販売活動を強要

▼ステーキングのリワードとしてElectrumを配るという話は無くなり、これの販売活動で実績を上げた者に成功報酬としてElectrumを配るという話に変わっていく。
そして、瀧澤氏は投資家たちに対してセールスマン教育を始める。

セールスマン教育

セールスマン教育

セールスマン教育


苦情を申し立てる債権者をグループから追放

▼ネット上では「救済じゃなくて賠償だろ」「顧客を騙して自己正当化か」という声も。

救済について



▼不満を言った債権者はチャットグループから追放され、以降瀧澤氏とのコミュニケーションができない状態になる。
ステーキングで資産がほぼゼロになった顧客に対して、容赦ない仕打ちが行われた。

淘汰

Electrumを配らない
アンチをあえて増やす
アンチをあえて増やす
アンチをあえて増やす

▼末期がん患者からの叫びに対しても容赦ない返答。

癌患者に対して

▼ホワイトペーパーの中に「計画や補償の変更」が明記されているから、意図的に暗号資産の価格を暴落させて投資家に損害を与えることや、資金を預かった後にステーキングのリワードを不払いとするなどの不法行為も正当化されるという主張。
そもそもホワイトペーパーとは事業計画書のことであり、投資家と交わした契約書のことではない。

ホワイトペーパーの件


債権者たちの声

ステーカーたちの声

dai01.jpg
詐欺の可能性
詐欺の可能性

みみ


SNSで被害を訴える債権者に逆切れする瀧澤氏

▼金銭を騙し取られて、苦しい胸の内をツイッターのDMで直接訴えてきている人たちに対する瀧澤氏の返し文句。

ブロック

「死以外に問題になることは露ほどもない」とは「財産取られても殺されるよりはましだ」という理屈だろうか?
被害者の中には末期がん患者や高齢者もいるのだ。

ほぼ無価値の仮想通貨Lydiaを債権者に配布(2023年4月)

被害者たちの声が日増しに高まっていく状況に反応し、リワードとしてElectrumではなくLydiaが配布された。
Lydiaは、ステーキングをすることで当初の約束と比較すると極端に少ない量のElectrumの配付を受けることが出来るが、それ以外のユーティリティは発表されず、また一般の取引所で売買される予定も無い。ほぼ無価値の仮想通貨である。
瀧澤氏は「Lydiaは、子ども銀行のおもちゃのお金です」と明言をして再び挑発。

本音の発言

新しいアイデア

子供銀行券

▼アンチが沸き続ける限り今後も不誠実な対応を繰り返すことを宣言。

対応方針

アンチとは、自分が何の被害も受けていないにも関わらず相手の人格や思想を毛嫌いして批判をする人たちのことを言う。
相手の債務遅延や債務不履行によって被害を被った者が相手を批判するのは万国共通の人間の感情であり、この場合はアンチとは言わない。
瀧澤氏がNXDの被害者をアンチ(=加害者)だとして自己正当化をしている限り、真の被害者たちの声は高まる一方であろう。

Lydiaの用途が変更される(2023年5月)

当初はステーキングをすることで少量のElectrumが配布されると発表されていたがそれも無くなり、Lydiaは限りなく無価値な暗号資産になる。

※参照⇒ Lydia公式発表情報

NXDプロジェクト運営会社概要

社名:Bitsmith DMCC
代表者:瀧澤龍哉 (Tatsuya Takizawa)
住所:ONE by Omniyat 25F, Business bay, Dubai, UAE
公式サイト: NXD PROJECT

日本法人
社名:Theotex Group HD 株式会社
代表者:瀧澤龍哉
住所:〒113-0033 東京都文京区本郷4-16-6 天翔オフィス1104
公式サイト: https://theotex.inc/

関係者のツイッターアカウント

■瀧澤龍哉氏の個人アカウント

TJay(@TJayDubai)

■NXDプロジェクトの主要スタッフ

Ryota Tamura(@RyotaDubai)
└瀧澤氏の側近としてプロジェクトの運営において重要な役割を果たしてきた人物。瀧澤氏と顧客との間を繋いでいた実行役。

■暗号資産NXDのキーマンと噂される人物

相場王ししゃもん(sixamo)(@komochi4xamo)
└暗号資産NXDの発行当初から億単位の金額を保有。板で買える量ではないことから何らかの便宜が図られたものと思われNXDの黒幕とも噂されている。その当初は精力的にNXDの買い煽り活動をしていた。公式AMAにおいてMCを行った。

■金融商品取引業の届出をせずにElectrumの販売活動を行う者

こちらのページにまとめてあります

■瀧澤龍哉氏と現在個人的に親しいと思われる人物

KERING.Ęlectrum ST | Fruits Conductor(@SPaashi)
└ツイッターにおいて、NXDプロジェクトの広報活動を現在最も積極的に継続している人物。公式テレグラムでは常に運営側の視点で発言をしてきた。

HAYA@NarrowFocusトレーダー(@TraderHAYA)
└ツイッターのスペースでKERINGとともに対話するなど広報活動に参加。

カラス。| 地獄編(@RankutsuBros)
└瀧澤氏個人に対して好意的で公式AMAにおいてMCを行っていた。

親善大使(@besting_crypto)
└ツイッターのスペースでNXDプロジェクトの解説を行うなど、初期から広報活動を行っていた。

合原和也(TMHC_GO)|BulletChain Founder(@gohara_k)
└瀧澤氏がCEOをつとめるTheotex Group HDのグループ企業であるNFT-Japanの代表取締役。

箕輪厚介(@minowanowa)
└地域競合店の迷惑も顧みない前代未聞のプロモーションを瀧澤氏の資金によって実施したラーメン店「箕輪屋」の関係者。

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